雑誌『おとなのデジタルTVナビ 2021年8月号』発売中!

2021/6/29 [ KONISHI , MAGAZINE ]

小西さんの連載「名画座の最前列で。」が掲載されている雑誌『おとなのデジタルTVナビ 2021年8月号』が現在発売中です。映画専門チャンネル・衛星劇場で放送されているプログラム「幻の蔵出し映画館」は、いままでソフト化されることがなかった昭和のレアな邦画をセレクトした番組。その「幻の蔵出し映画館」でオンエアされる作品の中から、小西さんオススメの邦画を毎月紹介しています。7月は1956年 潮万太郎さん主演の「娘の修学旅行」と、1974年 フランキー堺さんが主演の「喜劇 男の腕だめし」を取り上げています!是非チェックしてみてくださいね。

小西さん、書き下ろし!麻田浩さん限定7inchアナログ、7/16発売!

2021/6/25 [ KONISHI , Readymade-Shopping , VINYL ]

雑誌「BRUTUS」「relax」「ku:nel」などを手がけた編集者・岡本仁さんの展示『楽しい編集って何だ?』が、7/16(金)から9/12(日)まで鹿児島県霧島アートの森にて開催されます。その展示会場で販売される麻田浩さんの限定7inchシングル『きみには歌いたいことなんてないのに』の作詞/作曲/編曲を小西さんが手がけています!



麻田浩『きみには歌いたいことなんてないのに』(BE A GOOD NEIGHBOR MUSIC VENDOR)
BAGN-001 ¥2,200(税込)
2021年7月16日発売

以下、小西さんからのメッセージです。

 ご無沙汰しております。小西康陽です。またこの場をお借りしまして、新しく作りましたレコードについて、皆さまにお知らせいたします。

 歌手として、音楽プロデューサーとして、そして『トムズ・キャビン』という海外ミュージシャンの招聘元の代表として知られる麻田浩さんの新曲が7インチ・アナログ盤としてこの度、発売になります、というお知らせです。

 去年の4月から5月、緊急事態宣言で都内の名画座が休業したとき、「ステイホーム」を余儀無くされて、けっきょくじぶんの部屋でレコードばかりを聴いておりました。

 そのとき、偶然聴いた元ライムライターズのヴォーカリスト、グレン・ヤーブロウの曲から、家にあったシンガー・ソングライターのLPレコードの数々を聴き、やがてカントリー・ミュージックと呼ばれるジャンルのシンガーの音楽をインターネットでチェックしたり、通販でレコードを買ってみたり、それなりに忙しく刺激に満ちた日々を送っていました。

 そのうちに、おぼろげながら「いま作りたいレコード」の輪郭が浮かび上がってきて、その中心にいたのは「カウボーイハットを被った男」の姿。じぶんはこの人を知っている、むかし、よく会っていた人。ピンボケだった焦点を絞ると、そこに現れたのは麻田浩さんの姿なのでした。

 その昔、TVの紀行番組で夏木マリさんの姿を観たとき、この人のレコードを作りたい、と考えたように、こんどは麻田浩さんのアルバムが作りたくて、居ても立ってもいられなくなってしまい、しばらく考えたのち、やはり麻田さんご本人に連絡を取ることにしました。

 とはいえ企画はなかなか進まず、そんなときに偶然、1号だけ復刊した雑誌『relax』でピチカート・ワンのインタヴューを受けたとき、岡本仁さんに「いま作りたいのは麻田浩さんのアルバム。岡本さん、プロデューサーになってくれませんか?」と切り出してみたところ、なんと岡本さんは快諾してくださいました。

 さっそく岡本さんがスポンサーにあたる企業を紹介してくださったのですが、紆余曲折あって、やはりデモテープを作りましょう、という話になったのは岡本さんにお話ししてから約半年後、「ステイホーム」の部屋で思い立ってからはほぼ一年経ったときのことでした。

 その、とりあえずのデモテープのために書いたのがこの「きみには歌いたいことなんてないのに」という曲でした。部屋でひさしぶりにギターの弾き語りで録音したのが、今回のB面に収めたトラックです。

 その曲で麻田浩さんのデモを作るにあたって、またしても思いも寄らない困難が生じて、この企画はあきらめたほうが良いのだろうか、と考えていたときに、岡本仁さんからことしの7月に鹿児島で編集者としての仕事の回顧展を行うので、その最新の仕事として、この曲の7インチを制作したい、というご提案を受けました。ですから『Be A Good Neighbor Music Vendor』というレーベルより発売となりますこのレコードは、つまり岡本仁さんのポケットマネーで制作されたものである、ということはぜひお知り置きいただきたいと思います。(このように書きましたが、岡本仁さんよりお言葉がありました。「当初はぼくのポケットマネーで作ろうと思って進めていたシングル盤ですが、株式会社BAGNが出してくれることになりました。BAGNはランドスケーププロダクツの別会社で、ぼくはこの会社の役員なんです。」とのこと。)

 さらに書いておきますなら、このA面でベースを演奏してくださった和田博巳さん、そしてゲスト・ヴォーカルとして参加してくださいました鈴木慶一さんも友情出演です。和田さんのミュートを効かせたベース・プレイは素晴らしいです。鈴木慶一さんの歌声は、曲ができた直後に、なぜか頭の中で聴こえてきてしまって、それがどうしても頭から消え去ることがなくて、思い切ってTBSラジオ『オーディナリー・ミュージック』の制作ディレクターだった片桐義宏さんにお願いして連絡を取ることから実現しました。片桐さん、野田美佐子さん、そしてなにより鈴木慶一さんご本人に深く感謝いたします。

 そして主役であるところの麻田浩さんの歌声。50年前にリリースされた『Greeting From Nashville』の頃よりずっと無骨な歌い方になった麻田さんのヴォーカルを、ぼくは気に入っております。ロジャー・ティリスン。シンガー・ソングライター期のリンク・レイ。そしてジョニー・キャッシュ。『カウボーイハットを被った男』というタイトルのアルバムを作る、という夢は実現するのでしょうか。どうぞご興味をお持ちになった方はぜひ、聴いてみてください。たいへん発売枚数の限られたリリースであることを書き添えておきます。

この7inchシングル盤には、小西さんが「わたくしの1972年」というタイトルで寄稿したフリーペーパー『dimanche』特別号と、岡本さんがこの楽曲について綴ったリーフレットが封入されます。展示会場での販売に先がけ、6/28(月)昼12時より、readymade-shoppingにて先行予約をスタートします。極少数プレス、レコードショップでの販売予定はありません。売り切れ必至!ご予約はお早めに!

※お一人でも多くのお客様にご購入いただくため、お一人様1枚までの購入枚数制限をつけさせていただきます。ご理解とご協力をお願い致します。

readymade-shopping

J-WAVE『ROPPONGI PASSION PIT』に、小西さんがゲスト出演しました!

2021/6/21 [ KONISHI , RADIO ]



J-WAVEの番組『ROPPONGI PASSION PIT』に、小西さんがゲスト出演しました。ナビゲーターはディーン・フジオカさんと三原勇希さん。なんと、ピチカート・ファイヴのファンだったというディーンさん。ディーンさん私物のピチカートのCDをスタジオに持ち込み、収録が行われました。

ピチカート・ファイヴ時代のエピソードや、三原さんが小学生の時にたくさん踊ったという「慎吾ママのおはロック」について。またPIZZICATO ONEのライヴアルバム「前夜」についてもお話ししています。

6/26(土)22:59まで、radikoのタイムフリーで聴くことができます。ディーンさんが好きなピチカート・ファイヴの曲もかかります!ぜひチェックしてみてくださいね。

MOOK『週刊文春CINEMA!』に、小西さんが寄稿!

2021/6/2 [ KONISHI , MAGAZINE ]

現在発売中のMOOK『週刊文春CINEMA!』に、小西さんが寄稿しています。「私がミニシアターで観た思い出の映画」という特集ぺージで、21名の著名人が思い出の映画作品をエピソードと共に紹介。小西さんは、劇場版「事件記者」シリーズを取り上げています。他にも前田敦子さん、きたろうさん、ピエール瀧さん、西島秀俊さん、宇多丸さん、佐藤浩市さんなどが寄稿しています。是非チェックしてみてください!